コーヒーのお供と言えばチョコレートなどの甘いデザートが定番ですが、チーズとコーヒーの組み合わせも侮れません。コーヒーとチーズを組み合わせるときのポイントをご紹介します。
デザート感覚で食べるチーズ
コーヒーの香ばしい香り、コク、ほのかな酸味に合うのはクリームチーズ、マスカルポーネ、リコッタなどのフレッシュチーズです。マスカルポーネにいたってはコーヒー、スポンジケーキと組み合わせてティラミスにするくらいなので、コーヒーと合わないはずがありません。メープルシロップ、ハチミツ、ナッツ類などをチーズと合わせれば上質なデザートになります。熟成した白カビタイプのチーズもコーヒーと好相性です。ブリー、カマンベールにシナモンをちょい足ししたり、リンゴジャムやアプリコットジャムなどをプラスするのもおすすめ。
チーズ上級者におすすめの組み合わせ
チーズ上級者におすすめしたいのは、青カビ系ブルーチーズとコーヒーの組み合わせです。コーヒーに合わせるなら、塩気がマイルドなフランス産のロッシュバロンなどがおすすめです。また、山羊のミルクで作られるシェーブルタイプのチーズであるサント・モール・ド・トゥレーヌもコーヒーによく合います。薄切りのバケットに乗せて焼くと山羊乳チーズ独特の風味が和らぎます。どちらも深入りのコクがあるコーヒーと合わせてみてください。逆にクセが強すぎるウォッシュタイプのチーズはコーヒーとの相性はあまりよくないようです。