基本的にチーズは大きさで切り方が変わってきます。小型~中型の場合は気をつけないといけませんが、大型の場合は外側を残すことを考えていれば、基本的に好きなように切っても構わないのです。ただ、ブルーチーズは気をつけないといけないと言われています。今回はその理由について見ていきましょう。
なぜブルーチーズは注意が必要なのか
基本的にチーズは味わいの差はないものがほとんどです。そのため、サイズごとの切り方を間違えなければ問題ないのですが、ブルーチーズは青かびがメインとなっているので場所によって味わいが異なってきます。そのため、一般的な切り方をしてしまうと上下面の差が強く出てしまう場合があります。
ブルーチーズは表面に塩をこすりつけて熟成させるため、上下面は塩が強いのです。そのポイントを含めた切り方をしないとただ塩辛いだけのチーズになってしまうので注意しなければいけません。工夫のポイントとしては、先に上下面を切り取っておくと塩が強い部分が出てこなくなります。上下面は細かく切って、それぞれに振り分ければ問題ないでしょう。ただ、塩だけではなく、青かびの量についても注意するようにしてください。
あまり難しく考える必要はありませんが、ブルーチーズの上下面に気をつけることを覚えておけば、特に問題ないのではないでしょうか。せっかくのブルーチーズなので、その味わいを活かせるように切り分けて、おいしく楽しむようにしましょう。