チーズを切る際に、そのままザクっと切れるわけではありません。水分や油分の関係で包丁で切るとべったりとついてしまう場合もあるからです。今回は中型までのチーズの切り方について見ていきましょう。
小型~中型チーズの切り方のポイント
何かを切る際、外側から切るクセがついている人はいませんか?実はチーズに関しては外側から切るのはNGとされています。ポイントは外ではなく、中心から放射状に切ることを覚えておきましょう。スーパーなどで販売されている6Pチーズと同じように切るのだと考えてください。なぜ放射状に切らなければいけないのか、それはサイズや熟成状態を均等にするためです。
ただし、ブルーチーズのように味わいの差が大きいものは切り方に気をつけなければいけません。ブルーチーズを切る際は塩味の強い外側の部分(上下面)に気をつけるようにしてください。最初に上下面だけ切り取っておくなどの工夫をしておかないと、塩味が強い部分などが偏ってしまうのです。このように、チーズの特徴を知って、それに合わせた切り方が出来るようにしておかないといけません。
基本的にチーズカッターなどは、どのようなチーズに適しているか記載されているものが多いです。ただ、確実に記載されているわけではないので、ある程度自分でも知識を蓄えておくことをおすすめします。大型チーズの場合は好きな切り方で問題ないと言われています。極端に偏らないように気をつけて切りましょう。