マリボーはデンマークを代表するチーズのひとつです。ローランド島にある町の「マリボー」からつけられたことが由来です。製法はオランダのゴーダチーズを元に作られたことでも有名です。今回は食べやすいと評判のマリボーについて見ていきましょう。
マリボーの特徴
マリボーは淡い黄色のチーズであり、クセがなくおだやかな味わいが特徴的です。食感が他のチーズと異なり、もちもちとした部分があります。わずかな酸味が人気で、加熱することによってよくのびる特徴があります。そのため、ピザやグラタンなどに使われることが多いです。他にもサンドイッチの具、そのままワインのおつまみとして食べる人も少なくありません。マリボーは料理に応用しやすいことで、野菜を巻いて食べる、チーズフォンデュにして食べるという方法を取っている人も多くいます。
基本的にマリボーは深く味わえる方法で食べられることが多いです。茹でたじゃがいもの上にかけて食べるだけでも、十分美味しさを感じられますし、パンにはさむだけでも違った味が見えてくるのです。
マリボーと相性の良いワインとして、甘口の白ワイン、辛口の白ワインどちらでも合います。これはマリボー自体にクセがなく、万人受けする味わいだからでしょう。赤ワインの場合は軽めのフルーティなものがおすすめされています。赤ワインは味にクセがあるので、マリボーの味を上書きしてしまう可能性があるため、軽めのものがおすすめされているのでしょう。