リヴァロチーズの歴史
リヴァロチーズは12世紀にフランスのノルマンディ地方にあるリヴァロ村の修道院で作られ始めたチーズです。世界には様々なチーズがありますが、その中でもリヴァロチーズば比較的長い歴史を誇っているのです。ちなみにこのリヴァロチーズは作られている村の名前からその名が付いていますが、チーズの周りに巻かれている紙テープがフランス軍の大佐の軍帽に似ていることからコルネルとも呼ばれています。
リヴァロチーズの特徴
1つ目の特徴はウォッシュタイプであることです。ウォッシュタイプとはチーズの表面の菌を塩水やその地方ならではのお酒で数日おきに洗いながら熟成させて作るタイプのチーズのことで、このリヴァロチーズは塩水で洗いながら熟成して作っているのです。またこのウォッシュタイプのチーズというのは、チーズの中でも比較的臭いが強いことで有名でこのリヴァロチーズももれなく強烈な臭いを放っています。
2つ目の特徴はクリーミーでコクがある味わいにあります。リヴァロチーズはウォッシュタイプで、強烈な匂いを放ちますが、原料の生乳は非常に質が良いため中の熟成したチーズの部分の味はミルクの味が非常に濃く濃厚な味わいとなっているのです。
リヴァロチーズの食べ方
リヴァロチーズはその他のウォッシュタイプのチーズと同じようにライ麦で作られたパンやリンゴなどと合わせる食べるとおいしく食べることができます。またお酒については同じノルマンディー地方で作られているカルバドスというお酒が合いますが、日本で作られている芋焼酎もこのリヴァロチーズの味わいと相性が良いと言われています。