ロックフォールはフランスで作られているチーズの1つで、イングランドのスティルトンとイタリアのゴルゴンゾーラの2つと合わせて世界三大ブルーチーズの1つにも数えられているチーズでもあります。そんなロックフォールには大きく分けて2つの特徴が挙げられます。
ロックフォールの特徴
1つ目の特徴は青カビタイプのチーズであることです。通常チーズは生乳に乳酸菌や酵素を加えることで、固めて水を抜くことで作ります。しかし、ロックフォールを含む青カビタイプのチーズでは、名前の通り青カビをチーズの中であえて繁殖させ、それによって熟成させていきます。そのような独特な作り方をしているため風味も一般的なチーズとは違って、強い刺激と酸味が感じられるようになっているのです。
そして2つ目の特徴は特定の地域でしか作ることができないということです。実はこのロックフォールというチーズは原産地統制呼称と呼ばれる認証を受けていて、それによってフランスのある洞窟で熟成させたものしかロックフォールと呼べないようになっています。このようにロックフォールにはその味わいだけでなく名前にも他のチーズと違う特徴があるのです。
ロックフォールチーズの美味しい食べ方
ロックフォールチーズは先ほども少し触れたように比較的強い刺激があります。その刺激はピリッとしたような感覚でもあるため、実際に食べるときにはその刺激を和らげるようにドライフルーツや蜂蜜などの甘いものと合わせて食べるのがおすすめとされています。ちなみにワインがあれば甘口の白ワインが合いますので参考にしてください。