三大ブルーチーズの1つ
イギリスは濃厚や酪農が盛んな国であり、古くからチーズ作りの文化が根づいています。色々な独自のチーズが生産されていますが、その中でも特に有名なのがブルー・スティルトンです。青カビにより熟成するチーズはブルーチーズと呼ばれていますが、このブルーチーズの中でも特に評価が高いものが三大ブルーチーズであり、ブルー・スティルトンはフランスのロックフォールとイタリアのゴルゴンゾーラと並んで三大ブルーチーズに数えられています。
ブルーチーズ特有の癖が強い香りはあるものの、水分が少なめでコクと塩味が強く感じられるブルー・スティルトンは世界的にも人気です。
身近なチーズの発祥元
プロセスチーズの原料でもあるチェダーチーズは世界の様々な場所で作られていますが、このチェダーチーズは元々はイギリスのサマセット州チェダーが発祥です。世の中に出回っているチェダーチーズの多くは大量生産されたものですが、職人の手作りによる高品質なチーズもあります。
ウエスト・カントリー・ファームハウス・チェダーは一般的に出回っているチェダーチーズとは違い、イギリスの少数の農家で作られており、材料の種類など細かい規定を満たしていなければ名乗ることのできない高品質なチーズです。普通のチェダーチーズと同じくマイルドで食べやすいものの、コクなど味には大きな差があります。
チーズ転がし祭り
イギリスのクーパーズヒルではチーズ転がし祭りが毎年開催されており、こちらは丘から転がされたチーズを追いかけて参加者が駆け抜ける祭りです。