カマンベールチーズとは
カマンベールチーズは表面が白カビで覆われたやわらかいタイプのチーズで、クリームのような味わいで日本でも人気があります。
カマンベールチーズの祖先はフランスのブリーというチーズだと言われ、1791年に初めて作られたという記録が残っています。
カマンベールチーズの作り方
・生乳を加熱殺菌する。このとき、殺菌する温度は65度以下の低温に設定される。
・加熱殺菌後、温度が32度前後になるまで生乳を冷まし、乳酸菌とレンネットを加え、1時間ほど休ませる。(レンネットとはタンパク質を固める酵素のことです。)
・休ませた生乳はこの時点で豆腐のような固さなる。それを四角く切り分け、チーズの型に入れて水分を分離させる。
・型に入れて一晩ほど待ち、水分が抜けきったら型から取り出す。塩を加え、表面に白カビを付着させる。
・約一週間でチーズの表面が白カビで覆われる。白カビの発生をコントロールしながらさら数週間の熟成を経て完成させる。
上記が一般的なカマンベールチーズの作り方になります。
カマンベールチーズは自宅でも作ることができる
カマンベールチーズは自宅で手作りすることもでき、実際に手作りカマンベールチーズを楽しんでいる人も多くいます。
実は白カビやレンネットを一般の家庭で入手することはさほど難しくなく、レンネットはネットショッピングの大手サイトにて購入することが可能です。
白カビについては、まずは市販のカマンベールチーズを入手し、表面から白カビを採取し、水に溶かして霧吹きで付着させる方法をとります。
注意が必要なのは牛乳で、必ず低温殺菌の製品を選ぶようにしましょう。