日本でもよく知られているあのチーズ
日本でもイタリア料理は高い人気を誇っており、様々なパスタは特に人気です。パスタと同じくらいにイタリアで愛されているのがチーズであり、イタリアには独自のチーズが多数存在します。日本でもモッツアレラチーズは有名ですが、これと似ているのがモッツァレッラ・ディ・ブーファラ・カンパーナです。モッツアレラチーズが牛乳を原料としているのに対してモッツァレッラ・ディ・ブーファラ・カンパーナは水牛乳を原料としており、さらにカンパーニャ州などの指定された土地で作られたものを指しています。そのまま食べる、ピザなどの料理に入れるなど様々な使い方ができる、高品質なチーズです。
三大ブルーチーズの1つ
イタリア独自のチーズの中でも特に癖が強いのが、ブルーチーズであるゴルゴンゾーラです。三大ブルーチーズの1つに数えられるほど知名度が高く、イタリアを代表するチーズと言っても過言ではありません。ロンバルディア州のゴルゴンゾーラで作られていたことが名前の由来ですが、現在のゴルゴンゾーラでは作られていません。
ゴルゴンゾーラにはブルーチーズの特徴が色濃く残っており癖が強いピッカンテと、甘みのあるドルチェの2種類があり、ドルチェの方が高い人気を誇っていました。しかし、ピッカンテの方も現地では人気で盛り返しつつあり、そのまま食べる人も珍しくはありません。他には、南イタリア原産で豆腐のような食感が特徴のリコッタも、日本に多く輸入されており手に入りやすいイタリアのチーズです。